コマンドライン/ターミナルでの操作

コマンドラインとは

コマンドラインとは、普段クリックなどをしてコンピュータを操作をするのに対して、文字だけでコンピュータを操作するためのものです。サイトやアプリなどの開発をする上で必須のツールなので、しっかり学んでいきましょう。
下の図のように、ターミナルと呼ばれるものにコマンド(命令)を入力することで、コンピュータに指示を与えることができます。
これから、実際にどのようなコマンドがあるのかを見ていきましょう。
$はコマンドの入力開始点に用意されている記号なので、書く必要はありません。

touch ファイル名

まずは、ファイルを作成するコマンドを見ていきます。ファイルを作成するには、touchコマンドを使います。
「touch ファイル名」と入力して実行することで、空のファイルを作成することができます。




コマンドは入力した後にEnterキーを押すことによって、実行することができます。

cat ファイル名

普段エディタを使ってファイルの中身を表示するように、コマンドでファイルの中身を表示することができます。それには、catコマンドを使います。
catコマンドは「cat ファイル名」と入力することで使うことができます。

catコマンドを実行したときに、存在しないファイルを指定するとエラーが出力されます。エラーが出た場合、実行したコマンドは無効になりますので注意してください。

mkdir ディレクトリ名

コマンドを用いて、新たにフォルダを作成することもできます。また、コマンドラインではフォルダをディレクトリと呼びますので、覚えておきましょう。
ディレクトリを作成するには、mkdirコマンドを使います。mkdirコマンドは「mkdir ディレクトリ名」と入力することで使うことができます。

cd ディレクトリ名


コマンドラインでは、自分が今いるディレクトリというものがあります。例えば、touchコマンドを実行すると自分が今いるディレクトリ内にファイルが作成されます。ですので、「html」ディレクトリの中に新しいファイルなどを作成したい場合には、基本的に「html」ディレクトリに移動してから作成する必要があります。また、自分が今いるディレクトリをカレントディレクトリと言います。
ディレクトリを移動するためのコマンドを見ていきましょう。ディレクトリを移動するためにはcdコマンドを使います。
「cd ディレクトリ名」とすることで、指定したディレクトリに移動することができます。
また、「$」の左にはカレントディレクトリが表示されています。

cdコマンドでも、存在しないディレクトリを指定するとエラーが出力されます。また、指定できるのはディレクトリ名だけでファイル名を指定することはできませんので注意してください。

ルートディレクトリ

1番親のディレクトリにルートディレクトリというものがあります。ルートディレクトリは「/」で表されます。

コマンドラインでは、現在作業しているディレクトリを把握していることが大切です。そのため、作業中のディレクトリを確認できるpwdコマンドがあります。
下の図のようにpwdコマンドを実行すると、ルートディレクトリからカレントディレクトリまでの階層が全て表示されます。

カレントディレクトリを確認することはできましたが、ディレクトリを移動するときなどには、ディレクトリの中身を見れた方が便利です。ディレクトリの中身を確認するには、ls(エルエス)コマンドを使います。
下の図のように「ls」と打つだけで、カレントディレクトリの中身を確認することができます。

lsコマンドで確認できるディレクトリとファイルは、基本的には1つ子の階層だけですので、覚えておきましょう。

cdコマンドでディレクトリを移動する方法を学びましたが、1つ親のディレクトリに移動するときに「cd 1つ親のディレクトリ名」としても移動することができません。
コマンドラインでは、1つ親のディレクトリを「..」で指定します。
よって、1つ親のディレクトリに移動したい場合のコマンドは「cd ..」となります。

cdコマンドでは、ディレクトリを指定せずに「cd」のみで実行すると、ホームディレクトリと呼ばれるディレクトリに移動することができます。
ホームディレクトリは、下の図のように「~」で表されます

ホームディレクトリは、ユーザーが作業をするときに起点にするディレクトリのことを言います。ユーザーが起点とするディレクトリのため、簡単に移動できるようになっています。

ここからはファイルの移動やコピー、削除といった様々な操作をコマンドで行う方法を学びましょう。

ファイルを移動させる

まずは、ファイルを移動させるコマンドを見ていきましょう。ファイルを移動させるには、mvコマンドを使います。
「mv ファイル名 ディレクトリ名」とすることで指定したディレクトリにファイルを移動させることができます。

ディレクトリごと
移動させる

mvコマンドでは、ファイル1つずつだけでなくディレクトリごと移動させることもできます。
「mv ディレクトリ名 移動先のディレクトリ名」とすることで、そのディレクトリ以下のファイルやディレクトリも一緒に移動します。

ファイル名を変更する

先程、ファイルやディレクトリの移動に使ったmvコマンドは、ファイル名を変更することにも使えます。
「mv ファイル名 新しいファイル名」とすることでファイル名を変更できます。

次に、ファイルのコピーについて見ていきます。ファイルをコピーするにはcpコマンドを使います。
「cp コピーするファイル名 新しいファイル名」とすることでコピーすることができます。

ディレクトリのコピー

cpコマンドでは「-r」を付けることで、ファイルだけでなくディレクトリもコピーすることができます。
「cp -r コピーするディレクトリ名 新しいディレクトリ名」とすることでコピーできます。

cpコマンドでは、「-r」をつけずにディレクトリをコピーしようとすると、エラーが出力され、コピーは実行されませんので注意しましょう。

rm ファイル名

次は、ファイルの削除について見ていきます。ファイルを削除するにはrmコマンドを使います。「rm ファイル名」とすることで削除できます。

rmコマンドは「-r」を付けることでディレクトリも削除することができます。「rm -r ディレクトリ」とすることでディレクトリを削除できます。
また、cpと同様に「-r」を付け忘れるとエラーとなるので注意しましょう。

コマンドの履歴

コマンドラインでは、過去に実行したコマンドを上矢印キー「↑」で入力することができます。少し前に実行したコマンドを使いたいときには、とても便利ですので覚えておきましょう。

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