Flutter のインストール
cd ~
git clone https://github.com/flutter/flutter.git -b stable
PATH を設定
Flutter のインストール後、Flutter のバイナリディレクトリをシェルの環境変数 PATH
に追加します。
echo ‘export PATH=”$PATH:$HOME/flutter/bin”‘ >> ~/.zshrc
設定を反映
PATH
の設定を反映させるために、以下を実行します。
source ~/.zshrc
Flutter コマンドを確認
正しく設定されている場合、以下のコマンドで Flutter のバージョン情報が表示されます。
flutter –version
プロジェクトの作成
まず、Flutterの開発環境をセットアップして、新しいプロジェクトを作成します。
flutter create bird_gallery_app
cd bird_gallery_app
必要なパッケージの追加
画像や動画の投稿、保存、表示にはいくつかのパッケージを使用します。pubspec.yaml
に以下の依存関係を追加します。
dependencies:
flutter:
sdk: flutter
image_picker: ^0.8.5+3 # 画像や動画の選択
firebase_core: ^2.20.0 # Firebase初期化
firebase_storage: ^11.0.3 # Firebase Storageへのアップロード
cloud_firestore: ^4.10.0 # Firestoreデータベース
video_player: ^2.5.2 # 動画再生
provider: ^6.0.3 # 状態管理
パッケージを取得する
ファイルを保存(Ctrl + S
または Cmd + S
)した後、以下の方法でパッケージをインストールします。
ターミナルから実行
プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行します。
flutter pub get
バンドルIDを確認する方法
ios/Runner.xcodeproj/project.pbxproj
ファイルを開きます。
PRODUCT_BUNDLE_IDENTIFIER
を検索します。以下のような設定が見つかるはずです。
com.example.birdgalleryapp
の部分が実際のバンドルIDです。
プロジェクトをデプロイする際や、Firebaseを利用する際には、デフォルトのバンドルIDを変更する必要があります。FirebaseやApp Storeに関連付ける場合は、一意の名前を考える必要があります。
ios/Runner.xcodeproj/project.pbxproj
を開く。PRODUCT_BUNDLE_IDENTIFIER
の値を新しいバンドルIDに変更。
会社名が「YourCompany」で、アプリ名が「BirdGallery」の場合:
com.yourcompany.birdgallery
Firebaseの設定
Firebaseコンソール にアクセスします。
- **「プロジェクトを追加」**をクリック。
- プロジェクト名を入力して「続行」。
- Google Analyticsを有効にするか選択(基本的には有効化でOK)。
- **「プロジェクトを作成」**をクリック。
Firebaseアプリの登録
プロジェクトのダッシュボードで、**「iOS」**アイコンをクリック。iOSアプリのバンドルIDを入力(例: com.example.birdGalleryApp
)。
他のフィールド(アプリニックネームやApp Store ID)は任意。入力後、「アプリを登録」。GoogleService-Info.plist をダウンロードして、Flutterプロジェクトの ios/Runner/
フォルダに追加。iOSでFirebaseを使うには、以下の設定を追加:
ios/Podfile
のplatform :ios
をplatform :ios, '12.0'
に変更。
Flutterプロジェクトで ios/Podfile
が見当たらない場合は、以下の手順で Podfile
を生成できます。
Podfile
の役割
Podfile
は CocoaPods を使用して、iOSプロジェクトで必要な依存関係(ライブラリ)を管理するファイルです。- Flutterでは、
Podfile
を通じて Firebase やその他のライブラリをインストールします。
CocoaPodsをインストール
brew install cocoapods
CocoaPodsをインストールしたら、以下を実行
cd /ios
pod init
Androidアプリの場合
- プロジェクトのダッシュボードで、**「Android」**アイコンをクリック。
- アプリのパッケージ名を入力(例:
com.example.birdGalleryApp
)。- パッケージ名はFlutterプロジェクトの
android/app/src/main/AndroidManifest.xml
で確認可能。
- パッケージ名はFlutterプロジェクトの
- 他のフィールド(アプリニックネームやSHA-1)は任意。入力後、「アプリを登録」。
- google-services.json をダウンロードして、Flutterプロジェクトの
android/app/
フォルダに追加。 - AndroidでFirebaseを使うには、以下を追加:
android/build.gradle
:dependencies { classpath 'com.google.gms:google-services:4.3.15' }
android/app/build.gradle
:apply plugin: 'com.google.gms.google-services'
FlutterプロジェクトにFirebaseを追加
- Flutterプロジェクトのルートディレクトリで、Firebaseパッケージをインストールします。
flutter pub add firebase_core
flutter pub add firebase_auth
flutter pub add cloud_firestore
flutter pub add firebase_storage
main.dart
の初期化コードを変更します。
プロジェクトルート(pubspec.yamlがある場所)のlib/フォルダを開きます。
その中にmain.dartというファイルがあります。
import ‘package:firebase_core/firebase_core.dart’;
import ‘package:flutter/material.dart’;
void main() async {
WidgetsFlutterBinding.ensureInitialized();
await Firebase.initializeApp(); // Firebaseの初期化
runApp(MyApp());
}
class MyApp extends StatelessWidget {
@override
Widget build(BuildContext context) {
return MaterialApp(
home: Scaffold(
appBar: AppBar(title: Text(‘Firebase Setup Complete’)),
body: Center(child: Text(‘Hello Firebase!’)),
),
);
}
}
動作確認
Firebaseプロジェクトの設定が正しいか確認します。
AndroidまたはiOSエミュレータでアプリを実行します。
flutter run
open -a Simulator
cd /Users/haruki/bird_gallery_app
flutter run