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AWS Snowconeとは? 役割と利用料金

AWS SnowconeはAWS Snow Familyで提供されるデバイスの一つ

AWS Snow Familyは元々大容量のデータをオフライン転送するための専用デバイスとして提供され、最初にAWS Snowball、その後Snowball Edge、 AWS Snowmobile、AWS Snowconeといったデバイス が提供されています。

そしてSnow Familyの用途もオフラインデータ転送だけではなくエッジデバイスとして使うシナリオも増えています。

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(https://aws.amazon.com/jp/snow/ より)

基本仕様

2021年12月現在、SnowconeはストレージがHDDのAWS SnowconeとストレージがSSDのAWS Snowcone SSDと2モデル存在します。

この2モデルはストレージ以外は同一スペックとなっています。

項目 内容 備考
サイズ 227 mm x 148.6 mm x 82.65 mm
重量 Snowcone : 2.1 kg

Snowcone SSD : 1.81 kg

CPU 2 vCPU
メモリ 4GB
ストレージ Snowcone : 8TB HDD

Snowcone SSD : 14TB SSD

ネットワーク 1GB/10GB RJ45 x 2 1GB/10GBでネゴシエーション可能

ネットワークケーブルは別途ユーザーが用意 (CAT6以上)

電源 バッテリー駆動 電源ケーブルは別途ユーザーが用意 (定格45W以上USB-C接続)

さらに極めて特徴的な点としてSnowconeはバッテリー駆動ですが製品に電源ケーブルは付属しません。

電源ケーブルはユーザーが自前で用意する必要があり、定格45W以上でUSB Type-C接続できるケーブルが必要です。

余ったノートパソコン用電源ケーブルを流用することになります。

利用料金

基本的にはデバイスが到着してから返却するまでの利用日数に応じた料金がかかります。

加えてデバイスがAWSのサービスを利用する場合はその利用量(主にデータ転送量)に応じた金額が発生します。

内容 AWS Snowcone AWS Snowcone SSD 備考
ジョブ1件当たりのサービス料 60 USD 150 USD 1ジョブ≒1注文

5日間の利用費込み

1日当たりの利用費 6 USD/day 15 USD/day
ロストフィー(損耗費) 2000 USD 5000 USD 紛失、破損はしないようにしよう
配送料 調査中 調査中 国により異なる

利用シナリオ

本日時点でSnowconeには大きく3つの利用シナリオが存在します。

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シナリオ1. NFSストレージとしての利用

Snowconeで提供される8TB(Snowcone SSDの場合は14TB)のストレージをNFSサーバーとして利用しオンプレ環境などのデータを収集、AWSへデバイスを返却後ストレージ内のデータをS3にロードするデータ転送デバイスとしての利用です。

シナリオ2. DataSync Agentとしての利用

次にSnowconeをDataSync Agentとして利用しAWS環境とオンラインでデータ転送を行います。

DataSync Agentとして使う場合Snowconeはデータの送信元、受信先、どちらとしても利用可能です。

DataSync AgentはAMIの形でプリセットされ、デバイスの初期設定時に仮想マシン(EC2)の形でセットアップすされます。

シナリオ3. 汎用エッジデバイスとしての利用

Snowconeにユーザーが独自にカスタマイズしたAMI をプリセットする形でデバイスを注文し、ユーザー独自のEC2をデバイス上で利用することもできます。

また、AWS IoT Greengrassデバイスとしての利用もサポートされています。

ジョブの選択と複合シナリオについて

Snowconeデバイスで利用可能な機能と併せてデバイスの注文方法も利用シナリオに影響します。

Snow Familyではデバイスの注文から返却までの一連のフローを「ジョブ」という形で定義します。

本日時点でSnowconeで選択可能なジョブは以下の2つとなります。

  • 「Amazon S3へのインポート」ジョブ
  • 「ローカルコンピューティングとストレージのみ」

「Amazon S3へのインポート」ジョブでは予めAWSにより8TB(or 14TB)のストレージがデータ転送用に設定されたうえでデバイスが送られてきます。デバイス返却後にこの領域のデータをS3にロードします。

対して「ローカルコンピューティングとストレージのみ」ジョブではストレージをユーザーが自由に利用できる形でデバイスが送られ、デバイス返却後はS3へのデータロードは無くデータの消去処理のみ実施されます。

Snowconeデバイスで使える各機能(EC2)が消費するリソースは以下の様に記載されています。

種別/インスタンスタイプ vCPU Memory 同等タイプ 備考
Preloaded NFS Client 1 1GB t2.micro Amazon S3へのインポート ジョブでのみ利用可能
Preloaded DataSync Agent 2 4GB t2.medium
snc1.micro 1 1GB t2.micro 最大2インスタンス
snc1.small 1 2GB t2.small 最大2インスタンス
snc1.medium 2 4GB t2.medium 最大1インスタンス

これらの機能をデバイスの最大(2vCPU, 4GB Memory)を超えない限り組み合わせることができる様で、例えば下図の様なNFSサーバーとEC2の組み合わせも可能なのではないかと思われます。

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