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OpenAIの動画生成AI「Sora」が本格的に使えるように!

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「Sora」はテキストを入力すると動画を作れるのですが、今回それだけでなく、動画の一部を自由に編集したり、2つの動画を合体させたりする機能もあり、結構すごいと感じました。今回はこちらの「Sora」について、どういう機能があるかを紹介した後に、実際の使い心地を紹介していきます。最新の生成AIについて知りたいという方は、ぜひ見ていってもらえればと思います。

こちらがOpenAIの公式ページになっていて、今回リリースされた「Sora」について色々と書かれています。

いきなり生成されたビデオも色々載っていますが、クリックすると動画を見ることができます。

すごいですね。テキストから動画を生成するだけでなく、動画の一部を編集したり、アップロードした画像から動画を作ることもできるようになっています。では、見ていきたいと思います。

目次

Soraリミックス機能

まず1つ目が「リミックス」という機能です。動画の一部を置き換えたり、何かを取り除いたりすることができます。例として「Open large doors nto alibrary 図書館の大きなドアを開ける」というテキストを入力すると、こんな感じで動画が生成されます。

その後、その動画に対して「Replace doors with French doors」とすることで、ドアだけをフランスのドアに変更します。最ドアが変わっていき、背景は変わらず維持されます。若干変わっていますが、図書館らしさは保たれています。

Soraリカット機能

次に「リカット」という機能です。特定のフレームを指定して、そのフレームの前後の動画を自動で作成してくれます。例えば、オリジナルのビデオから特定のフレームを選ぶと、その前後の動画が自然につながるように作られます。特定のフレームがあった時にその前とその後を作れるという感じで、これもすごそうな感じがします。私はこういう動画を作るようなことは仕事としてしてないので、どれぐらいありがたいのかちょっと分からないんですが、ちょっとやってみたくなるような機能ですね。

Soraストーリーボード機能

3つ目が「ストーリーボード」という機能です。複数のプロンプトを設定してあげると、そのプロンプトを満たすような1つの動画を生成してくれます。例えば、赤い風景で遠くに宇宙船がいるという設定、次のシーンでは宇宙船から外を見ているカウボーイが動画の中心に立っている、最後のシーンでは編み物でマスクされた宇宙飛行士の目をアップするというプロンプトを設定すると、この123が繋がった1つの動画が生成されます。フレームが多くて繋がりが気になるかもしれませんが、動画を作る時に次のシーンとしてこういったものを入れたいとか指定してあげれば、かなり細かいシーンの制御ができるという感じかなと思います。こんなに自由に動画が生成できるというのはすごいですよね。

Soraループ機能

続いて「ループ」と呼ばれる機能が追加されています。これは名前の通り、無限ループされる動画が生成できます。例えば、花が咲いたりしぼんだりを繰り返す動画や、火がついてシーンが切り替わってまた火が出てくる動画などを無限に繰り返すことができます。利用用途はあまり分かりませんが、技術としては面白いですね。

Soraブレンド機能

「ブレンド」という機能で、2つの動画を1つに合体させることができます。例えば、左側が雪の結晶、右側が花びらという動画を用意して、自然につなげるように合体させることが可能です。

Soraスタイルプリセット機能

これはオリジナルの動画からスタイルを色々指定できるという感じになっています。例えば、最初はマンモスとサイが歩いている動画を映画風に設定すると、映画風に加工されます。アーカイブ用の動画として保存することも可能です。また、ペーパークラフト風にすると、ダンボールと紙でマンモスとサイが作られるような動画になります。面白くて良いですね。

Soraの利用料金

利用料金についてですが、現在はChatGPTプラスとプロプランのユーザーが利用可能です。プラスプランは月20ドル、プロプランは月200ドルです。プラスプランでは月50個まで動画が生成でき、解像度は720p、5秒までの動画が作成可能です。プロプランでは月500個まで動画が作成でき、無制限モードも利用可能です。無制限モードに切り替えると、動画の生成速度は遅くなりますが、無制限に動画を作ることができます。プロプランになると、動画作り放題という感じです。解像度が高かったり、20秒までの動画が作れたり、5個の動画を同時に作れるなど、さまざまなメリットがあります。

実際に2月のデモで行われていた動画を作ってみました。最初はちょっと違和感がありましたが、動画ではちゃんとマンモスが歩いていました。

白猫がカフェで本を読んでいる動画や、画像をアップロードして続きの動画を生成することもできました。設定によってクレジットの消費量が異なりますが、プロプランでは動画作り放題のように利用できます。

注意点として、生成した動画は公開される可能性があるため、設定で公開をオフにすることをおすすめします。また、ストーリーボード機能を使う際には少しコツがいるかもしれません。

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