今回は「ChatGPTから乗り換えを検討してもいいんじゃないか?」と思えるほど非常に優秀なチャットボット系のAIツールを紹介していきたいと思います。
早速ですが、今回紹介するツールはPerplexityというツールです。これを既に知っている人は結構いると思います。ただ、待ってください。今回紹介するPerplexityには新機能が追加されています。色々な機能が追加されて非常に進化していました。
今回はそんな新しいPerplexityを紹介していきたいと思います。本当にChatGPTから乗り換えてもいいんじゃないかと思えるほどクオリティが上がっています。皆さんも是非参考にしていただければと思います。そして、Perplexityの無料で使えるコードがあるので、それも紹介します。興味が出た方は一度触ってみるのもいいと思います。
こちらがPerplexityです。
Perplexityってどんなかと言いますと、WEB検索もすることができるチャットアプリになっています。例えば「今日の東京の天気を教えて」と言えば、WEB検索してくれて今日の東京の天気をこんな感じで教えてくれます。
しかも非常に見やすいです。Yahooやフェザーニュースなど、いろんなソースを見に行って今日の天気というのを自然言語で答えてくれます。
そして、その他に関連するような質問、「今日の東京の天気は?」や「東京の天気予報を教えてください」、「東京の天気が晴れる予報はありますか」など関連するような質問も出してくれます。
これに関してもソースがこうやって出てきて、こんな感じで自然言語で答えてくれるので、リアルタイムの情報も非常に取りやすいということで話題になったことがあります。シンプルにこれだけでも普通に便利な機能なんですが、これだけだったらChatGPTのGPT-4を使えばいいと思います。ただ、Perplexity Proが出てきて、いろんな機能が追加されたので、紹介していきます。
「Claude 3 Opus」がPerplexity AIで制限なしに利用可能に
Perplexityの面白いところは、AIモデルを切り替えられる点です。今話題のGPT-4omniやClaude 3の最上級モデルであるOpusなども切り替えて使うことができるんですね。Claude 3 Opusを制限なしに利用できるようになったのです。左下の歯車マークの設定から切り替えることができます。
Perplexity AIでは、AIモデルの設定画面でClaude 3 Opusを選択するだけで、何度でも好きなだけ利用可能。これまでの使用制限を一切気にすることなく、存分にこの強力なAIアシスタントを活用できます。AIの力を自由に引き出せる時代が到来したと言っても過言ではありません。ぜひPerplexity AIにアクセスして、制限のないClaude 3 Opusを思う存分試してみてください。
Perplexity Proについた機能
具体的にはどんな機能がついたかと言いますと、まず1つ注目していきたいのはこちらのAIモデルの選択というところです。なんとGPT-4、Claude2.1、そして最近出てきたGoogleのGemini 、そしてMistralというものもあります。この4つのモデルからLLMを選択することができます。
特にGPT-4、Claude2.1、Gemini はこれからLLMの主力になってくるものだと思いますので、この3つを選択できるというのは非常に良いと思います。そしてGPT-4にあるいろんな機能、それも全てできるみたいです。画像をアップロードしたり、ファイルを学習させたりということも、このPerplexityでできます。さらに、YouTubeから情報を引っ張ってくるとか、Redditという海外のSNSから情報を引っ張ってくるとか、そういう機能もつけることができます。
ライティングに特化されたようなところにフォーカスする機能なども選べるようになりました。あと、このアタッチというところを選択すれば、画像やPDFなどを扱えます。そういった機能がどんどんついてきて、Perplexity単体でもChatGPTでできるようなことが普通にできるようになってきています。
気になる料金なんですが、なんといろんなLLMが使えて、月額20ドルみたいです。これ、ChatGPTと同じ値段ですよね。ChatGPTの有料課金するのも20ドルなんですけど、PerplexityProでも申し分ない使い勝手と機能性をChatGPTと同じ値段で使えるという感じです。
一方でChatGPTに課金している人のメリットとしてはDALL·E3ですよね。画像生成のDALL·E3を使えるところとか、あとはMyGPTを作ることができるとか、プラグインを使えたり、コードインタープリターの機能を使えたりというところがやっぱりメリットだとは思います。
Perplexity Proを無料で使う
そして、このPerplexityProはプロモコードを使うことによって、なんと2ヶ月間無料で使えます。
20ドルですが、クーポンがついていて、2ヶ月0ドルでいけます。
「プロモーションコード」に HOLIDAYS23 と入力するだけです。
公式の記事を参照してください。
では、PerplexityProとChatGPTの性能を色々と比較していきたいと思います。では、まず始めは文章生成をシンプルに比較していきたいと思います。
ソフトバンクユーザー向け:AI検索エンジン「Perplexity Pro」が1年間無料に
ソフトバンク株式会社は、生成AI系スタートアップのPerplexityと戦略的提携を開始し、ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOの3ブランドのユーザーを対象に、AI検索エンジン「Perplexity Pro」の1年間無料トライアルを提供することを発表しました。
キャンペーン概要
- 対象ユーザー: ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOの契約者
- 期間: 2024年6月19日から2025年6月18日まで
- 申込開始: 2024年6月19日午前9時から
- 特典: Perplexity Proを1年間無料で利用可能
申し込み方法
このキャンペーンは、AIの価値やメリットを幅広い層のユーザーに体験してもらうことを目的としています。ソフトバンクユーザーの方は、この機会にPerplexity Proを試してみてはいかがでしょうか。
PerplexityProとChatGPTの比較① 文章作成力
PerplexityProの文章作成力
「コーヒーの美味しい入れ方についての記事を書いてください」というのをこのCopilotをオンにして、送信していきます。
このCopilotをオンにすると「どの入れ方についての記事を書いて欲しいですか」ということで導いてくれるんです。これ非常に便利じゃないですか。ドリップということでこんな感じで書いてきました。ペーパードリップでのコーヒーの入れ方、と文章が生成されていきます。
これのすごいところは、この1個1個の文章生成がいろんなWebの情報を引ってきて見てくれているんです。ここの生成が終わった後の、ビューソースっていうところを見てもらうと、こんな感じで見に行ったソースをこうずらっと並べてくれるんです。
すごいですよね。YouTubeとかも見てるんですね。17個のWebサイトを見に行ってくれているみたいです。
なかなかクオリティ高いと思います。もちろんなんですけど、1個1個文章を見て、ハルシネーションがないかというのは確認が必要だとは思いますが、こうソース元を表示してくれるっていうのは確認がしやすいっていうか、効率がいいと思います。
GPT-4の文章作成力
では続いてはGPT-4を使ってみます。GPT-4を使うと、同じプロンプトだとGPTが勝手に色々と書いてしまいますね。
「ブラウジングをして」と言わないと、やっぱりブラウジングはしてくれないので、ラフに、記事を書いてほしい場合は、Perplexityの方が向いているのかなと思います。ただ、この辺の指示力、プロンプトでいろんな操作ができるって方は、やっぱりGPT-4の方が細かい調整ができるのでいいとは思うんですが、こう単純な質問をするだけだとChatGPTは、結構勝手にいろんなことを書き出してしまうことがあるので、そういう場合はPerplexityィの方がおすすめですね。GPT-4を使う場合はしっかりと、「〇〇についてをブラウジングした上で、正確な情報を引っ張ってきて記事を書いてください。」などと言わないと、ちょっと危険な感じはします。
PerplexityProとChatGPTの比較② PDFファイルの読解力
では続いては、ファイルを添付して性能を比較してみたいと思います。Perplexityでこのアタッチというところを選んでもらって、このプロンプト講座ってやつの資料を読み込ませたいと思います。
その上でプロンプトのコツを教えてくださいとだけ送ってみます。このプロンプト講座の内容のPDFを見に行ってくれて、プロンプトまとめてくれるかを検証してみたいと思います。箇条書きでお願いしますというのも追加しておきます。
Perplexityの方は、ソースとしてファイルを読み上げてくれているみたいですね。プロンプトのコツを以下のように箇条書きで示します。ファイルの中を見てくれて、犬も歩けばというプロンプトに対する回答例が出てきましたね。これPDFの中にちゃんとあります。なので、しっかりと回答は作れているという感じです。問題はなさそうです。
では一方で、ChatGPTにも全く同じように聞いてみます。今回もプロンプトは全く同じで行きます。これだけでいきます。一方で、ChatGPTの方は、こんな感じになりました。
プロンプトの重要なポイントを過剰限でまとめました。明確に書け要求する内容を具体的に示す例えば、日本語の魅力について語ってくださいではなく、日本語の表現力について言語の特徴や日本文化における重要性についてくちゃんとかけてますね。いい感じです。これは、GPT-4の方が一発で精度高い回答が返ってきました。やっぱり、この辺のファイル読み込みみたいなところは、さすがGPT-4というところで、得意な感じがします。ただ、Perplexityでも問題なくできるということは理解できました。
PerplexityProとChatGPTの比較③ 画像情報の読解力
画像も読み込めるということですので、画像を検証してみたいと思います。こんな感じの犬の画像を送って、DALL·E3で作ったやつですね。
これは何と聞いてみます。では、それで送信してみます。一方、ChatGPTにも同じように聞いてみます。犬の画像を添付して、これは何と聞いてみます。出てきました。この画像は晴れた公園で座っているゴールデンレトリバーのリアルな描写です。うん、なるほど。リアルではないけど、まあいいでしょう。犬は交際のある毛並を持ち、元気で遊び好きな様子を見せています。周囲には花や木があり、遠くには都市のスカイラインが見えています。どうでしょうか。うん、まあ都市のスカイラインは見えてるかな。まあまあ合ってる。リアルではないけど、だいたい合ってる。
では、ChatGPTの方は、全く同じ回答。ほぼ同じ回答が出てきましたね。
ということは、Perplexityの裏側にもGPT-4のビジョンの機能がついているということですかね。なんかそんな感じがします。と思ったら、ここにGPT-4って書いてありましたね。GPT-4を使ったみたいです。となると、画像解析機能に関しては、PerplexityもChatGPTも全く同じということになります。プラス、他のリソースもこんな感じでPerplexityは同時に出してくれているので、ここがなかなか良いところだと思います。
PerplexityProの機能①サーチビデオズ
まず1つ目は、Perplexityでチャットのやり取りをした後に、右側にこんな感じでサーチビデオズというのがあります。
これ何かと言いますと、関連するビデオを検索してくれます。これ非常に便利じゃないですか。例えば、日本のおすすめ観光スポットというのを聞いて、やり取りをしていました。それをビデオサーチすると、ちゃんと日本の観光スポットのランキング動画とか、日本の絶景動画などが出てきてくれるんです。これは非常に便利。
ChatGPTにはない機能だと思います。
2、PerplexityProの機能②画像生成
そして、なんとですね、実はPerplexityでも画像を生成することができます。それがその下にあるジェネレートイメージというところです。
日本の観光スポットについてやり取りをしているチャット欄ですので、それっぽい画像が出てくるんじゃないかなと思います。押してみると、こんな感じでスタイルを選ぶことができるみたいです。
この機能は、Perplexityは知っていても、画像生成ができるってことは知らなかったという方は多いんじゃないかと思います。できたのがこんな感じです。
すごいじゃないですか、富士山があって、東京タワーがあって、東京湾みたいなところがあって、浅草とか、高居ですかね、高居、スカイツリーの橋川とか、色々な東京の観光スポットっぽいところが色々と出てきていますね。サムネイルとして使える「日本の観光スポット10選」って感じで全然使いそうな気がしますね。色々とPerplexityが進化してます。それがなんと月額20ドル、ChatGPTの有料版と全く同じ値段で使えるというところです。さらに、2ヶ月間は無料で使えるという、もう超太っ腹なことをしてくれてるっていう感じです。実際に色々と使ってみると結構使いやすいので、ChatGPTからの乗り換えもありなんじゃないかなって思います。
新機能「Page」
Perplexity AIの新機能「Page」は、ブログ記事作成のプロセスを劇的に簡素化する革命的なツールです。この機能は、ユーザーが入力した内容を基に、自動的にブログ記事を生成し、公開することができます。
まず、Perplexityにアクセスし、ライブラにの「+」→ページをクリックします。
中央の検索バーに記事のタイトルやテーマを入力します。例えば「日本の観光スポット」というテーマを入力すると、Perplexity AIが即座に関連する情報を集め、記事のイントロダクション、目次、本文を自動生成します。AIがWeb上の信頼性の高い情報源から必要なデータを収集し、それをもとに文章を構成します。
さらに、記事の各セクションには画像を追加することも可能です。メディアの追加ボタンを押すと、AIが関連する画像を提案し、それを挿入することで、ビジュアルに富んだブログ記事を作成できます。また、ユーザーは必要に応じて、画像を変更したり、自分のデバイスからアップロードすることもできます。
記事の内容は、必要に応じてカスタム指示を用いて編集できます。例えば、特定のセクションの文章を詳しくしたい場合、「このセクションを詳しく説明して」と指示するだけで、AIが追加の情報を生成し、文章を豊かにしてくれます。
「Page」機能は、セクションの追加や削除も容易に行えます。新たなセクションを挿入する場合、ユーザーはセクション挿入ボタンを押し、必要なテーマを入力するだけで、AIがその内容に基づいた文章を生成します。このようにして、ブログ記事全体を簡単にカスタマイズすることが可能です。
Page機能で記事を公開するメリット
「Page」機能の最大の利便性は、その簡単な操作性と迅速な記事公開にあります。生成されたブログ記事は、Perplexity AIのプラットフォーム内で公開され、すぐにGoogleにインデックスされます。これにより、作成した記事がインターネット上で迅速に見つかるようになり、SEO(検索エンジン最適化)の効果も期待できます。
従来のブログ作成ツールと比較して、「Page」機能は非常に直感的で使いやすいです。特に、記事の生成から公開までのプロセスがシームレスに行える点は、多くのユーザーにとって大きなメリットです。また、記事の公開先がPerplexity AIのドメイン配下であるため、強力なドメインパワーを活用して、検索順位を高めることができます。
他のブログ生成AIと異なり、「Page」機能は、ユーザーが自分のWebサイトやブログに記事を手動でコピーペーストする手間を省きます。また、公開された記事はAIによるフォローアップ機能を備えており、読者が追加の質問をしたり、関連情報を求めたりすることができる点も画期的です。
これにより、単なるブログ記事の生成にとどまらず、読者とのインタラクティブなコミュニケーションを可能にし、記事の価値をさらに高めることができます。
公開手順
「Page」機能の具体的な使用例として、以下のような流れで記事を作成します。
- テーマの入力: まず、Perplexity AIの検索バーに記事のテーマを入力します。例えば「日本の観光スポット」と入力します。
- 記事の自動生成: テーマを入力すると、AIが即座に記事のイントロダクション、目次、本文を生成します。この際、信頼性の高い情報源からデータを収集し、それを基に文章を構成します。
- 画像の追加: メディアの追加ボタンを押して、関連する画像を挿入します。画像はAIが提案するものを使用するか、ユーザー自身がアップロードすることも可能です。
- カスタム指示による編集: 必要に応じて、各セクションの文章をカスタム指示で編集します。例えば、「このセクションを詳しく説明して」と指示すると、AIが追加の情報を生成します。
- セクションの追加: 新たなセクションを挿入する場合、セクション挿入ボタンを押し、必要なテーマを入力します。これにより、AIがその内容に基づいた文章を生成します。
- プレビューと公開: 記事が完成したら、プレビューで確認し、問題がなければ公開ボタンを押します。記事はPerplexity AIのドメイン配下に公開され、すぐにGoogleにインデックスされます。
このようにして、「Page」機能を活用すれば、誰でも簡単に質の高いブログ記事を作成し、インターネット上で広く公開することができます。
Page機能のメリットとデメリット
「Page」機能には多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。
メリット:
- 簡単な操作: 「Page」機能は直感的で使いやすく、記事の生成から公開までのプロセスがスムーズです。特に、テーマを入力するだけで自動的に記事が生成される点は、多くのユーザーにとって大きな利便性です。
- 迅速な公開: 生成された記事はPerplexity AIのプラットフォーム内で即座に公開され、Googleにインデックスされます。これにより、記事が迅速に検索結果に表示され、SEO効果が期待できます。
- SEO効果: Perplexity AIの強力なドメインパワーを活用することで、記事の検索順位を高めることができます。これにより、多くの読者に記事を届けることが可能です。
- フォローアップ機能: 読者が記事に対して追加の質問をしたり、関連情報を求めたりすることができるため、インタラクティブなコミュニケーションが可能です。
デメリット:
- 細かな編集の難しさ: 「Page」機能では、生成された文章を自分で自由に編集することが難しい場合があります。特に、特定のセクションだけを手動で編集したい場合、自然言語での指示が必要であり、手間がかかることがあります。
- SNSリンクの制限: 記事内にSNSのリンクや自分のプロフィール情報を追加することが難しい点もデメリットです。特に、TwitterやYouTube、TikTokのリンクを後から挿入することができないため、SNSとの連携が制限されます。
「Page」機能は多くのメリットを提供する一方で、細かなカスタマイズが必要な場合やSNSとの連携を強化したいユーザーにとっては、制約があることも理解しておく必要があります。これらの点を考慮しながら、「Page」機能を効果的に活用することで、高品質なブログ記事を作成し、広く発信することが可能です。