イラストは、見る人の注意を素早く引きつけることができるため、デジタルマーケティングや広告に欠かせないものとなっています。しかし残念ながら、こうしたイラストの制作は、面倒でコストのかかる作業となります。そこで登場したのが、イラスト自動生成AI「StableDiffusion」です。
StableDiffusionを使えば、従来のイラスト制作の数分の一の時間とコストで、イラストを作成することができます。今回は、このテーマを詳しく解説し、StableDiffusionによるイラスト制作の全貌をお伝えします。この記事を読み終わる頃には、StableDiffusionがデジタルイラスト制作にもたらす違いを理解することができるはずです。
動画で使い方を詳しく解説しています。
1.StableDiffusionの紹介
StableDiffusionは、イラスト制作を効率化・自動化するために設計されたAI搭載のツールです。高度な機械学習アルゴリズムを使用し、従来のイラスト制作に比べ、カスタマイズされたイラストを短時間で生成することができます。AIは、画像のコレクションやシンプルなコンセプトを使用して、新しいイラストを生成することができます。StableDiffusionによって生成されたイラストは、カスタマイズ可能で、どんなデザインにも対応できます。 StableDiffusionは、自動化された機能に加えて、ユーザーは事前に作成されたイラストのライブラリにアクセスすることができます。
このライブラリには、世界で最も有名なアーティストのイラストが含まれており、ユーザーはプロジェクトのために高品質なイラストを迅速かつ容易に作成することができます。
2.イラスト制作におけるStableDiffusion
StableDiffusionは、従来のイラスト制作に比べ、様々なメリットを提供します。一つは、AIベースのソフトウェアにより、イラストを迅速に作成することができるため、イラスト制作にかかる時間とコストを削減することができます。さらに、StableDiffusionの作成済みイラストのライブラリにより、ユーザーは高品質なアートを迅速かつ容易に利用することができます。 StableDiffusionは、SlackやGitHubなどの様々なプラットフォームと連携できるように設計されているため、チームのコラボレーションを効率化することも可能です。
StableDiffusionは、イラスト制作の簡素化と効率化を目的として設計されており、イラスト制作の作業をよりシンプルに、よりスピーディーに行うことができます。
イラスト制作のプロセスを自動化することで、StableDiffusionは、手動でイラストを作成したり、プロのイラストレーターのチームを雇う必要がなくなります。
これにより、ユーザーは迅速かつ効率的にイラストを作成することができます。 さらに、AIベースのソフトウェアは、ユーザーの特定のニーズに合わせてカスタマイズされたイラストを生成することができます。これにより、ユーザーの仕様に合わせたカスタマイズ性の高いイラストを迅速かつ容易に作成することができます。 StableDiffusionは、さまざまなプラットフォームで動作するように設計されているため、コラボレーションの簡素化にも貢献します。これにより、チームで迅速かつ容易にアイデアを共有し、独自のイラストレーションを作成することができます。
また、Adobe Creative Cloudとの連携も可能で、PhotoshopやIllustratorなどの人気ソフトにイラストを自動アップロードすることも簡単にできます。
3.StableDiffusionの特徴
StableDiffusionは、イラスト制作に最適な様々な機能を備えています。AIをベースとしたソフトウェアは、どんなデザインにも対応できるカスタムイラストを生成します。
また、生成される画像はユニークであり、作成された画像は一点ものであることを意味します。 StableDiffusionは、自動化された機能に加えて、事前に作成されたイラストのライブラリへのアクセスも提供します。このライブラリーには、世界的に有名なアーティストのイラストが含まれており、ユーザーはプロジェクトのために高品質なアートワークを迅速かつ容易に作成することができます。
さらに、StableDiffusionは高度な設定が可能なため、ユーザーのニーズに合わせてカスタマイズすることができます。また、アニメーションに特化した機能も備えており、プロジェクトのためのアニメーションシーケンスを素早く作成することができます。
StableDiffusionの利用料金と使い方
StableDiffusionは無料で使えます。生成した画像に関しては自由に利用することができます。
1.StableDiffusionOnlineにアクセスします。Get Started for freeをクリック。
2.Enter your promptに、生成したい画像のキーワードや文を英語で入れます。
promptとは、生成したい画像に関するキーワードや情報のことです。今回は[ Ninja Anime ]と入力。
3.画像が生成されたら、右クリックして保存します。
MidjournyのAIであなたのイラストをワンランク上に
現代において、テクノロジーは魅力的なアートピースを作るための味方となることができる。MidjournyのAI(Artificial Intelligence)テクノロジーは、イラストをプロフェッショナルに仕上げたいアーティストにとって最高のツールだ。MidjournyのAIは、最新の機械学習アルゴリズムを使ってイラスト作品を強化し、より面白く、生き生きとした、プロのディスプレイにも最適な作品に仕上げます。
Midjournyとは
MidjournyのAIは、あなたのイラストを次のレベルへ引き上げるための強力なツールです。作品を素早く分析し、色の鮮明化、隠れた線やテクスチャーの導入、イラストに被写界深度効果を与えるなど、インテリジェントな改良を行うことができます。
従来の画像処理とは異なり、MidjournyのAIは、面倒な手作業なしで正確かつエレガントな結果を提供することができます。 イラストを最大限に活用するためのヒントとコツ MidjournyのAIを使用してイラストを強化する場合、それを最大限に活用したいと思うでしょう。
ここでは、作品を最大限に活用するための便利なヒントをご紹介します。
Midjournyの初め方
Midjournyより招待メールが届くので、リンクをクリックすれば、ログイン完了です。
以下のような画面が出れば成功です。
Midjourneyの使い方
NEWCOMER ROOMに入る
画面左側の「NEWCOMER ROOMS 」にあるnewbies-**をクリックします。
数字は何番を選んでもできることは同じなので、どこでもOKです。
prompt(イラストの注文)を入れる
画面一番下の 「+メッセージを送信」で
/imagine prompt
と入力します。
その後は、英語で、生成したいイラストの注文を、キーワードや文章で記します。注文が思い浮かばない人は、他のクリエイターが、随時投稿しているので、参考にしてください。
画像では、rose,fire,fantasyと入れました。
生成した画像を探す
たくさんの人が常にイラストを生成しているので、一瞬で自分の作ったイラストが埋もれてしまいます。
自分の作ったイラストを見るためには、画面右上の四角をクリックします。
U1~U4、V1~V4ってなに?
画像は上のように4枚生成されます。左上から時計まわりに「1,2,3,4」と番号がふられています。
Uは解像度を表し、例えば、左上画像の解像度を上げたければ、U1を指定します。
Vはデザインを変えたいときに使います。例えば、右下の画像のデザインを変えたければ、V3を指定します。
指定した後、更新ボタンをクリックすることで、画像を生成し直します。
Midjournyの利用料金
有料版の登録の仕方
Midjournyにアクセス、ログインします。左サイドバーのMAnagge Subをクリックします。
ご自身の利用目的に合ったプランを選択します。Standardが無難です。
Midjourny生成したイラストの著作権
Midjourneyで生成した画像を商用利用するには、有料プランに加入する必要があります。
ただし、無料枠の中でTwitterなどのSNSでシェアするだけならOKです。
Midjourneyはオープンなコミュニティであり、生成した画像は一般に閲覧可能であり、リミックス可能とされています。商用利用に関しては、公式サイトにある全文英語のガイドラインを確認する必要があります。また、AIが描いた絵の著作権は作品に対して全権を持つMidjourney側が持っており、商用利用したい場合は注意が必要です。
Midjourneyで画像と画像を合成する方法
Discordの画面下のプロンプト入力欄で
/blend
と入力します。
すると、画像を2つアップロードすることができます。
今回は、犬のキャラクターと人間のキャラクターをブレンド合成します。
合成した結果は、
このように、バランス良く合成されています。アニメやゲームのキャラクターにそのまま使えそうです。
広告ですがマジで使いやすい【みんなのAI広場 picmo】
テキストを入力するだけで絵が描けるAI画像生成サービスと画像・映像をアップロードするだけで高画質に変換するAIアップスケーリングサービスを提供しているAIプラットフォームです。
初心者の方でも簡単にAIイラストが作成できるプロンプト一覧や、シード値やステップ数等本格的にAIイラストを作成したい方も楽しむことが出来ます。画像生成AIモデルもどんどん追加予定。クオリティの高いイラストが生成できるSDXLv1.0も追加されています。
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- 映像・動画のアップスケーリング: 映像や動画を高画質化。
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- 画像投稿: AIで作成したイラストをギャラリーに投稿。
- お気に入り機能: プロンプトや画像を保存
無料で利用も可能
Picmoでは、基本料金が無料で、画像高画質化やAIお絵描きを利用することができます。また、動画高画質化も提供されており、5分までの長さの動画は無料で利用できます。PCに専用のソフトウェアをインストールする必要はなく、アプリやブラウザを通じてサービスを利用できます。
Midjourneyで人物やイラストの顔を固定して統一した画像を生成する方法
Midjourneyを利用して統一した顔の画像を生成することには、多くのメリットがあります。SNSのプロフィールやキャラクターブランディング、オリジナルコンテンツの作成など、幅広い用途で活用できるのが最大の魅力です。
SNSでのブランディング効果
統一された顔の画像をSNSプロフィールや投稿に使用することで、強力なブランディング効果を得ることができます。視覚的一貫性が保たれるため、フォロワーに対して印象を強く残し、アカウントの認知度を高めることに寄与します。特に、AIインフルエンサーや仮想キャラクターを運用する場合、そのキャラクターの特徴や魅力を一貫して伝えることができるため、フォロワーとの強い絆を築くことが期待できます。
キャラクターブランディングの可能性
Midjourneyを使用して生成した統一された顔の画像は、キャラクターブランディングにも有効です。独自のキャラクターを作成し、そのキャラクターを用いて様々な商品やサービスのプロモーションに活用することができます。また、キャラクターに異なるシナリオや背景を設定することで、ストーリーテリングの要素を加え、消費者に深い印象を与えることが可能です。このように、統一した顔の画像を利用することで、ブランドの世界観を強化し、消費者との関係を深めることができます。
オリジナルコンテンツの作成
Midjourneyを活用して統一感のある画像を生成することで、オリジナルコンテンツの作成にも役立ちます。例えば、オリジナルのストーリーやウェブコミック、SNSでの連載物など、一貫したビジュアルを持つコンテンツを制作することができます。このプロセスでは、同じキャラクターが異なるシーンや表情で登場することにより、コンテンツに一貫性と深みをもたらすことが可能になります。結果として、視聴者や読者により強い没入感を提供し、エンゲージメントを高めることができるでしょう。
Midjourneyで統一した顔の画像を生成するステップ
Midjourneyを活用して、特定の顔の特徴を維持しながら様々なシーンや表情の画像を生成する方法は、多くのクリエイターやブランドにとって価値ある技術です。ここでは、その具体的なステップを解説します。
ステップ1: Midjourneyの有料プランに登録
Midjourneyの全機能を利用するためには、有料プランに登録する必要があります。プランは約2000円から4000円程度となっており、画像生成のクオリティや生成速度に応じて異なるオプションが用意されています。まずは自分のニーズに合ったプランを選択し、登録を完了させましょう。
ステップ2: キャラクターリファレンスの使用
統一した顔の画像を生成する際には、キャラクターリファレンス(CF)パラメーターを活用します。このパラメーターをプロンプトに追加することで、指定した顔の特徴を保持しつつ、新しい画像を生成することが可能です。具体的には、顔を固定したい画像のURLをプロンプトの最後に追加します。
画像のURLを取得するには、Midjourneyに画像を写真として送ってあげます。画像がアップロードできたら、ブラウザで開きます。そしてURLを取得します。
ステップ3: 画像のURLをプロンプトに含める方法
生成したい顔の元となる画像のURLを、Midjourneyのプロンプトに含める必要があります。このURLは、Midjourney内でアップロードした後に取得できるものや、インターネット上の公開されている画像のURLでも構いません。大切なのは、画像がクリアで、顔の特徴がはっきりとしていることです。
プロント –cref 画像のURL (https-)
ステップ4: CWパラメーターを0に設定して顔だけを変更
最後に、CW(Character Weight)パラメーターを0に設定します。これにより、Midjourneyは指定された顔以外の部分(背景や衣服など)を変化させることができます。この設定により、顔の特徴を保持しながら、さまざまなシナリオや環境での画像を生成することができます。
プロント –cref 画像のURL –cw 0
これで同じ顔の画像が生成されます。